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第1回3月┃第2回6月┃第3回9月┃第4回12月


[平成15年 第3回 9月定例会]

◆12番(小田敏朗君)

 12番(小田敏朗君)

 議長のお許しをいただきましたので一般質問をさしていただきます。発言通告に従い、大きくは3点、質問をさしていただきます。

 まず最初に、市内の公園整備についてでございますが、主に都市公園の整備並びに維持管理についてをお伺いいたします。

 本市は、羽曳野市みどりの基本計画を策定され、2035年を目標に、花とみどりにかおる雅のまち羽曳野を将来像として推進していくとあります。この羽曳野市みどりの基本計画の基本方針に、次の3点が示されています。環境構造の保全・創出、みどりの拠点づくりとネットワーク、市民の参加・協力と連携した花とみどりによるまちづくりとあります。これらを踏まえて質問をさしていただきます。

 本市においては、都市公園の面積を2035年には1人当たり12.19平米と目標を定めて推進しております。当局も年次目標の達成に向けて全力で推進に取り組んでいることと確信しているところであります。

 そこで、1点目は、みどりの基本計画にも市民の参加・協力と連携した花とみどりによるまちづくりとありますように、公園の新設並びに再整備において、地域の方に親しまれる公園にするためにも市民の声を取り入れることは当然であり、本市においてもこれまで市民の要望を聞き、取り入れてきたことに対して評価をしております。しかし、市民の皆様から公園整備についての要望を伺うにつけ、まだまだ市民ニーズに答え切れていないと言わざるを得ません。さらなる市民参加による公園の整備推進のため、市当局と地域代表の高齢者、障害者、お母さん、子供たちらの要望をもっと公園整備に反映すべきと考えます。

 そこで、一定の参加基準を設けてさまざまな地域のニーズを聞く(仮称)公園整備協議会等の設置を提案するものでありますが、市当局のご見解をお伺いいたします。

 2点目といたしまして、峰塚公園の現状と整備計画についてお示しいただきたいと思います。

 続いて、3点目として、峰塚公園の附帯建物についてお聞きいたします。

 歴史資料館もしくは歴史博物館が併設される設計になっていたと記憶しておるところでありますが、市内に残る数多くの資料の展示を心待ちにしておるところであります。また、全国の歴史愛好家のために、羽曳野市に逗留して勉強、研究をしていただくために歴史資料館に宿泊施設の設置を提案いたしますが、本市の考えをお示しいただきたいと思います。

 4点目といたしまして、峰塚公園の完成後の管理体制をお示しいただきたいと思います。

 5点目に、LICはびきのとの連動性、人の動線を踏まえて安全対策についてお聞きいたします。現時点で催しがない状態でありましても、信号を渡らずに道路を横断する人が絶えない状態であります。公園の完成を待たずに早急に歩道橋設置などを含めた安全対策を図るべきだと考えますが、ご所見をお聞かせいただきたいと思います。

 6点目といたしまして、都市公園の維持管理について、地域との協働について、本市の財政事情を考えますと、直ちに予算をふやすことは難しい、大変厳しいように思われます。そこで、NPOを含め、市民ボランティアがますます重要になってくると考えますが、市当局のご所見をお伺いいたします。

 大きく2点目でございますが、斎場及びメモリアルホール整備についてお伺いいたします。

 市民の皆様から懇談の折に多くの要望を寄せられるのが、斎場及びメモリアルホールの建設であります。市の財政事情も大変厳しい時代ではありますが、年々建設のトーンが低くなっているように感じられます。本市の考え及び進捗状況をお示し願いたいと思います。

 また、建設手法については、またその財源につきましては、PFIを活用してはどうかと思います。この点もあわせて市の考えをお聞きいたしたいと思います。

 現在は、主に瓜破斎場においてお世話になっておりますが、いつまでも他市のために対応していただけるのかどうか、非常に不安定な状態でもあります。本市におかれましては、斎場建設に対しての方向づけを今明確にしていく時期に来ているのではないかと考えるわけでございますが、本市のご所見をお伺いいたします。斎場及びメモリアルホールの建設時期、場所のお考えがあれば、明確にお示しいただきたいと思います。

 大きく3点目でございますが、歩行者の安全確保及び歩車分離信号設置についてをお伺いいたします。

 歩道設置の考えにつきまして、全国道路利用者会議が平成10年11月に実施したアンケート調査によりますと、道路整備に望むものとして第1位に上げられたのが、渋滞の解消であります。第2位は、交通安全施設の充実。第3位は、第2位とほぼ同率で、歩行者に配慮した道路との結果を発表しております。

 羽曳野市におきましても、町は、若い人もお年寄りも、障害のある人もない人も、すべての市民が利用しやすい日常生活の場、社会生活の場でなければならないとしまして、5カ年計画を進めております。安全で快適な暮らしを守るため、道路の整備や安全管理は欠くことのできない大切な公共事業であります。ここでは、安全という観点からお伺いをしたいと思います。

 1点目といたしまして、市内主要道路について、大阪府が管理者となっているところが多く、大阪府に対してたび重なる要望をしていただいてるところでありますが、旧外環の歩道整備、現外環の歩道の照明設置、また大和高田線の歩道整備など、その後の進捗状況についてお伺いをいたします。

 2点目といたしまして、市内道路の歩行者の安全対策、歩道設置の考え方をお示し願いたいと思います。

 また、工事中道路に関して、工事業者に、歩行者に対する安全指導、歩道確保についてお聞かせをいただきたいと思います。

 次に、歩車分離式信号について。

 歩行者が信号のある交差点で横断中に、右折車や左折車に巻き込まれて事故に遭うケースが後を絶ちません。そうした巻き込まれ事故を防ぎ、歩行者の安全確保を図るために歩車分離信号が導入され始めております。歩車分離式信号は、歩行者と車両の通行を時間的に分離するもので、警察庁では全国に100カ所の交差点でモデル運用を実施、その結果を今後の整備の参考にしようとしております。

 警察庁の統計によりますと、交通事故による死者、2001年は8,747人のうち歩行者は約3割、2,383人も占めております。このうち約3割が横断歩道または横断歩道付近で発生しており、特に信号のある交差点での歩行者事故では、歩行者に過失なしが7割にも上っているだけに、歩行者の安全確保が緊急の課題となっております。そうした観点から、歩行者の安全を最優先する信号といたしまして歩車分離式信号が注目されております。基本的な仕組みは、先ほども申しておりますけども、歩行者が信号のある交差点で横断中に車両がその横断歩道を横切らないよう、歩行者と車両の通行を時間的に分離するように信号表示するものでございます。

 千葉県では、全国に先駆けまして、平成12年度から歩行者おもいやり信号と名づけまして歩車分離式信号の整備を進めておられます。特に、子供や高齢者が安心できる交通環境を実現したいと、通学路をモデルケースとして整備に着手をしてこられました。平成12年6月に千葉市若葉区千城台地区に9カ所、平成13年度は舟橋市内に6カ所を整備してこられました。信号には、歩行者おもいやり信号と看板がかけられています。歩行者おもいやり信号と名づけられた理由としては、歩行者が安全に道路を横断する時間を設け、停止している自動車の運転者が本来の道路のあり方を見詰め直し、歩行者を思いやることが大切であるとの再認識を期待して、とのことだそうであります。

 そこで、質問として1点お伺いいたします。

 本市としての必要性と危険交差点の調査、点検はされているのかどうか、お聞きいたします。

 市民の皆様から要望として、古市駅前の白鳥交差点の改良を強く要望してこられる方が非常に多いのですが、その辺もあわせてご答弁をいただきたいと思います。

 1回目の質問を終わります。

○議長(吉田恭輔君)

 土木部理事。

   〔土木部理事 森口克己君 登壇〕

◎土木部理事(森口克己君)

 小田議員のご質問の1番目、都市公園の整備及び維持管理についてご答弁を申し上げます。

 まず、公園の整備は、基本構想、基本設計、そして実施設計において実施内容を細部にわたって具体化いたしますが、この時点で、子供からお年寄りまで幅広い市民の方々の使う側の目線で見た意見を参考にし、公園整備に反映していかなければならないと考えております。その方法につきましては、市民アンケート、緑化推進団体等の意見を聞くなど、いろいろな、またさらなる手法を検討する必要がございます。また、維持管理につきましても、市民のボランティアのお力をおかりし、実施していかなければならないかと考えております。

 2点目の峰塚公園は、歴史性を生かした5つのゾーンから成る、総面積5.3ヘクタールの地区公園として整備予定の公園でございます。5つのゾーンとは、モニュメントゾーン、古墳の丘ゾーン、郷土の森ゾーン、歴史資料館・管理施設ゾーン、イベントゾーンで、モニュメントゾーン0.4ヘクタールは既に使用されています。

 現在の峰塚公園の用地買収状況でございますが、計画決定後、地権者皆様方のご協力をいただき、96.4%の用地買収率となっております。残りの用地につきましても、平成16、17年度中に取得したいと思っております。

 施設の整備につきましては、16年度から、郷土の森ゾーンについての実施設計に着手し、具体化してまいりたいと考えております。資料館や展示内容につきましては、引き続き歴史文化課と協議してまいります。他のゾーンについても、古墳の発掘調査や峰塚古墳の前方部分の都市計画決定と文化財の関係上、さらに協議、調整が必要であると思っております。

 LICはびきのとの連動性並びに施設完了後の維持管理につきましても、施設の内容がある程度決まったその時点で、関係各課と協議検討してまいります。

 公園の整備につきましては、平成12年度に策定いたしましたみどりの基本計画により、お年寄りから小さい子供まで利用できる公園を整備してまいりたいと思っております。

 また、都市公園の維持管理につきましては、基本的には地域のご協力をいただき、市民と市が協働して利用しやすい公園づくりを目指していきたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

○議長(吉田恭輔君)

 生涯学習部長。

   〔生涯学習部長 嶋 勝己君 登壇〕

◎生涯学習部長(嶋勝己君)

 小田議員の第1番目の峰塚公園に絡んで教育委員会との絡みの部分でご説明をさしていただきます。

 峰塚公園につきましては、昭和49年4月に告示をいただき、面積としては1万1,189平米を国の指定にしたわけでございます。そして、約30年間にわたりまして公有化を図り、平成11年度にこの峰塚公園につきましての買収は終わりました。当然、買収が終わった後にこの整備にかかるわけでございますが、当然この文化財に絡んでは、調査ちゅうのがついてくるわけでございます。そして、昭和62年から第1次、第2次、そして第3次、4次、5次と、平成4年まで調査をしたわけでございますが、あと中央の古墳の墳丘部分がまだ残っております。その墳丘部分の調査をして、そして先ほど先生の方から指摘がありましたような史跡の資料館を整備するに至るわけでございますが、まず国の方にこういった整備についての事前の発掘調査が必要でございます。この発掘調査については、なかなか国の方は許可ちゅうんですか、そこはまだなかなかしていただいておりませんもんで、市としては今後発掘調査、許可をしていただきますように強く働きかけていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

○議長(吉田恭輔君)

 企画財政部長。

   〔企画財政部長 私市芳秋君 登壇〕

◎企画財政部長(私市芳秋君)

 小田議員の斎場及びメモリアルホールの整備についてにご答弁申し上げます。

 この斎場とメモリアルホールにつきましては、現在の羽曳野市の総合基本計画におきまして火葬場、斎場の整備ということで位置づけられております。市民の皆様が安心して生活を送り、荘厳さの中に人生の終えんを送る場として、また故人の冥福を祈る場として、安価で安心して葬祭が行えるようにするために必要な施設であります。また、まちづくり懇談会などでもいつも市民の方々から要望、ご意見があるところでして、市民ニーズの高いということも認識をしております。

 しかしながら、この施設につきましては、いわゆる迷惑施設の常でありまして、総論賛成で各論反対となりがちなのですが、用地買収のめどが一つの大きな大きな課題、かぎとなってまいります。地権者の合意形成のもとに候補地の選定作業を進めています中でも、先日、単に一つの候補地ということで緊急対応の必要があります一筆の用地買収を進めましたところ、計画地として決定とも何とも言っていない段階で、周辺の方々から早々と火葬場建設反対という看板が立てられまして、そしてあげくの果てに柏原市議会にまで働きかけをされまして反対されたという経過もありました。柏原市の方からも、羽曳野市の方にどうなってるんかという問い合わせが再三ありまして、羽曳野市としては根気よく土地買収のいきさつとか計画決定をした事業地ではないことを、そしてまた羽曳野市におけます現在のこの事業の位置づけを説明していきます中で、ようやく反対の看板も撤去され、現在に至っているというところであります。

 現状として、事業のご理解を得ることに水面下で努力をしている状況にあります。そのために、引き続きまして地権者、周辺土地所有者等のご理解を得られるように粘り強く合意形成に努めますとともに、先進市町村の建設手法とか運営手法などを調査研究してまいりたいと考えております。

 このような段階でありますので、建設時期と場所を明確にお示しするところまでには至らないわけでありますが、手順としましては、基本的に用地買収のめどがつきましたならば、場所、位置につきまして都市計画施設用地としての都市計画決定に進むことが次のステップになってまいります。

 次に、財源のことにも配慮の上でPFIの活用ということでご指摘、ご提案をいただいているところでありますが、PFIの導入につきましては、現在、全国的に見ますと、斎場につきましては北海道の札幌市、埼玉県の越谷市、広島県の呉市でPFI導入の手続が進められています。越谷市と呉市は民間事業者の現在選定手続中なのでありますが、札幌市につきましては第2斎場整備運営事業ということで一番進んでおりまして、火葬炉の耐用年数が20年間でありますので、この平成15年、ことしの2月にPFI事業者、斎場運営株式会社を設立をいたしまして、総事業費185億円、BOT方式での契約締結がなされております。札幌市がPFI事業を導入します際に、斎場事業の財政シミュレーションを専門コンサルに委託をいたしまして、その結果によりますと、札幌市が直接実施した場合を100として、PFI事業で実施した場合は、事業機関全体を通じて財政負担額を約6%削減することが可能という試算を出しております。

 このことからも、今日の自治体の財政状況が非常に厳しい折に、PFIの活用につきましては一つの事業手法として十分検討に値する手法と考えております。これらの先進市の事業進捗状況などを注視しながら、必要な場合には視察も行いまして、市の財政状況とか地方財政制度、今後具体化されます国の三位一体の改革、地方分権の進展などの状況を慎重に見きわめながら羽曳野市に合った斎場メモリアルホールの整備あるいは事業のあり方をPFIも含めまして検討してまいりますので、どうかよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

○議長(吉田恭輔君)

 土木部理事。

   〔土木部理事 森口克己君 登壇〕

◎土木部理事(森口克己君)

 小田議員の質問、3番目の前段、歩行者の安全確保のうち、まず1点目、市内主要道路関係についてご答弁申し上げます。

 大阪府の管理する道路の歩道整備の状況につきまして、まず旧外環の歩道整備は、平成12年に白鳥交差点の改良も含め、南側の歩道整備が完了しておりますが、ご存じのように旧外環沿いにつきましては、民家等が密集しており、歩道の拡幅を行う場合は用地買収等が必要となります。このため、事業の実施に当たり、多大な費用と時間が必要であり、非常に困難な状況にあります。このため、既設道路の段差解消や側溝ぶたの改善等を行うことにより、歩行者の安全を確保していきたいとの方針です。

 次に、歩道の照明設置についてですが、従来道路管理者が設置しています照明につきましては、交差点や見通しの悪いカーブ等の箇所への照明灯を設置しており、歩道のみへの照明灯は設置しておらないのが現状でありますが、大阪府では昨年より所轄警察署と連携して、ひったくり等の犯罪が多い箇所について、既設照明を利用して歩道への照度を上げる等の改善が可能であるとしており、今後本市におきましても必要箇所への要望を行っていきたいと思います。

 次に、府道堺大和高田線の歩道整備でありますが、段差解消としまして、平成14年度より恵我之荘地区の歩道改善工事の着手を行い、今年度につきましても引き続き工事を実施していく予定であります。

 なお、段差の大きい箇所等につきましては、今後も大阪府へ改善要望をしていきたいというふうに思っております。

 続きまして、2点目の歩行者の安全対策としましては、交通量の多い道路については、基本的には歩道設置並びに交差点改良でありますが、住宅内の交通量の比較的少ない生活道路につきましては、交差点での一たん停止、一方通行による交通規制、道路反射鏡並びに注意看板、路面表示による飛び出し注意、交差点内の警戒表示、区画線等があります。

 羽曳野市では、通学路につきましては、毎年学校区単位で警察、PTA、町会と合同で通学路の安全パトロールを行い、危険箇所の改善を行っています。歩道設置の考え方は、交通安全対策5カ年計画に基づいて通学路、交通量、歩行者数の多い道路、駅周辺並びに公共施設に連絡する道路等を優先順位をつけて国費を導入しながら整備を行っています。公道につきましては、道路のバリアフリー、大阪府福祉のまちづくり条例に基づいて歩道の幅員を決めております。また、既存歩道の段差解消も行っております。

 羽曳野市では、5カ年計画に基づき、高鷲駅前南側道路や羽曳が丘西線並びに羽曳が丘西東西線の歩道設置を行っております。交差点改良としましては、西新田南宮線、通称南宮交差点の整備を進めています。また、工事中の道路に関して、工事業者の歩行者への安全指導、歩道確保についてでありますが、工事請負業者より施工計画書を提出させて、特に安全管理の項目の中で施工中の歩行者等の安全管理を具体的にどのようにするのかをチェックしながら業者指導を行っています。また、警察の道路使用許可を申請するときにも、仮歩道の設置、誘導員の配置等を交通処理図にて提出が必要であります。このような方法により、常に歩行者等の安全を配慮した工事の施工を業者に徹底させております。

 以上、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

○議長(吉田恭輔君)

 生活環境部理事。

   〔生活環境部理事 松田順治君 登壇〕

◎生活環境部理事(松田順治君)

 小田議員の大きく3点目の2つ目、歩車分離信号機の設置についてご答弁を申し上げます。

 歩行者の安全確保の対策としての信号機の設置につきましては、毎年大阪府公安委員会に要望を行い、最近では広域農道の飛鳥交差点、外環状線西浦こなか北側の点滅信号、駒ケ谷駅前交差点の信号機が設置されたところでございます。

 また、交通事故による死者のうち、歩行者の占める割合は約3割を占め、このうち2割が信号交差点の横断歩道での事故であり、信号交差点における歩行者事故のうち、歩行者に過失がない事故が7割を占め、交通事故における歩行者の保護という観点から、歩行者の安全確保が課題となっております。その対策として、歩行者と車両の通行を分離する歩車分離信号機が有力な手法の一つと考えられるところでございます。

 先ほど、小田議員からお示しのありましたように、警視庁では歩車道分離信号の導入について、平成14年1月より半年間、全国100カ所の交差点で試験運用をした結果、歩行者等の事故が導入前より7割減少したことなどから、歩行者分離信号指針案ということで作成されまして、今後5カ年間で1,500から2,000カ所を整備するということになっております。

 歩車分離信号には2つの方式がございます。1つは、車線分離方式。これはすべての横断歩道において歩行者と車両が交差しないで分離する方式で、車線ごとに通行権を与え、歩行者と車両を完全に分離する方式と、もう一方、歩行者専用現示方式、これはすべての横断歩道を一括して歩行者と車両を分離する方式で、歩行者専用現示を設け、歩行者が横断歩道を同時に通行できる方式であります。

 歩車分離信号の導入に当たり検討すべき交差点とは、歩車分離信号の導入により防止することができると考えられる事故が過去2年間で2件以上が発生している場合、またその危険性が高いと見込まれる場合、公共施設等の付近でまたは通学路等において歩行者の安全確保の必要性があり、導入の要望がある場合、自動車等の右左折交通量及び歩行者等の交通量が多く、導入により歩行者等、横断時の安全性の向上と交差点の改善を図ることができると認められる場合であります。

 しかし、歩車分離信号機導入に当たり問題として、導入により渋滞が悪化し、また新たに渋滞が発生することにより交通に影響が及ぶと見込まれる場合、また導入により信号の待ち時間が長くなり、歩行者や自動車等の信号無視を誘発する場合等がございまして、総合的に判断が必要とされます。

 当市におきましては、羽曳野警察署と合同で、年2回にわたり交通安全総点検を実施しているところでございます。主に通学路や幹線道路を中心に交通危険区域の調査点検を行い、結果に基づきまして羽曳野警察署また関係機関と協議を行い、信号機の設置要望また危険交差点の改良等を行ってきているところでございます。加えて、現在市内における信号機の設置基数でございますが、97カ所でございます。また、そのうち近年交通渋滞の緩和、事故防止の目的とした矢印信号併用につきましては、12カ所併用箇所がございます。

 歩車分離信号機設置につきましては、羽曳野市内の交差点では、先ほど議員ご指摘の旧170号線、古市駅前の白鳥交差点が導入を検討すべき交差点と考えられるわけでございますが、白鳥交差点では平成15年8月まで5件の交通事故が発生しておりまして、そのうち歩行者対象の事故が2件発生しており、今後の導入に当たっては、先ほど申しましたこれらの条件をいろいろと検討を加えまして、羽曳野警察署等と十分協議の上において検討を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。

○議長(吉田恭輔君)

 小田敏朗君。

   〔12番 小田敏朗君 登壇〕

◆12番(小田敏朗君)

 今回は再質問はなしということで、要望をさしていただきたい。また、斎場につきましては、市長のご決意をお伺いできましたら非常にありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 まず最初に、都市公園の整備でございますが、私もこのみどりの基本計画、これを担当課からお借りいたしまして読ませていただいたわけなんですけども、都市公園の面積を2035年には1人当たり12.19平米と目標を定めておられるわけなんです。2035年といいますと、今から32年先の計画をここでうとうておられるわけなんですけども、やはり中・長期的っていうんですか、5年先、10年先、また20年先はこうなるんだということで、見える年限を計画として策定していかれてはどうかというふうに思います。

 そういうことで、その辺もう少しお考えいただいて、幸いこの峰塚公園の実施計画がもう16年には入っていくという、今大変いいご返事をいただきましたんで、そのスタートした時点から10年後にはこうしていくんだというような計画をもう一度練り直していただきましたら非常にありがたいというふうに思います。

 それと、先ほど申し上げましたように、斎場及びメモリアルホールの整備につきましては、市長、どうかご決意のほどをご披瀝お願い申し上げます。

 それと、歩行者の安全確保及び歩車分離信号設置についてという項目の3番目の項目でございますが、旧外環の歩道整備をお願いしたわけなんですけども、非常に費用がかかり、時間が必要であるというご答弁でございました。本当に車いす、また障害者、高齢者、その方が通るにふさわしい道路であるかどうかということを考えますと、非常に大変申し上げにくいですが、車優先の道路になっておるというふうに思います。私もまだ整備されてない箇所、歩いてみましたですけども、非常に大変厳しい箇所がまだまだ残っておりますので、またこれからのご対応をよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それと、最後に、今回質問に当たりまして生活に密着した形で質問をしていこうというふうに考えたわけでございますが、歩車分離式信号につきましてはぜひとも白鳥交差点に設置をお願いして安全対策をしていただきたい、そういうことを強く要望いたしまして私の質問を終わらしていただきます。

 以上でございます。

○議長(吉田恭輔君)

 市長。

   〔市長 福谷剛蔵君 登壇〕

◎市長(福谷剛蔵君)

 小田議員の再質問で、私の決意をということでございます。

 斎場並びにメモリアルホールに関しましては、従前から本当に急ぐ施設の一つとしていろいろと慎重に対応してきたところでございまして、総論賛成各論反対というふうな方々がおられる中で、合意形成の少ないところ、合意を得るのに少ない場所ということで選ばしていただき、用地等も順次話をつけていっておるところでございます。

 そんな中で、斎場の必要性はございます。メモリアルホール的にも使えるようにということを考えておるところでございますが、これもう一度練り直さないかんなと思っとるのは、先日もいろいろとあちらこちらの町会の方で話をしております。大きな町会の一つとして西浦公民館というのがあるんですが、あの公民館の運営はどうですか、そしてまた葬祭ごとでいろいろ使われるが、ほかの行事とのいろいろ交差するとこないんですかということで聞いておりましたら、最近メモリアル成就等で利用される方が多く、従来の西浦公民館の使用量というか、葬祭で使っていただくのがぐっと減ってしまって、そしてあのように寄附の多い町会ではございますけども、大変町会の運営がしんどなってきた、会館の維持するのがしんどなってきたということも、きょうは阪倉議員もおられるところでございますが、その会館の如実の例として一応挙げておるところでございます。

 そんな関係で、会館の維持費または会館運営、これにはやっぱりある程度地域でみんなで送る、そういうふうなお葬式、メモリアルのあり方等もあるわけでございますが、時代の変遷とともに、その町会に入るのも嫌やと、何でや、そういう葬式の手伝いなんかせないかんので私は町会に入らんでもええねんというふうな住民も出てきておるのも事実でございまして、いろいろ地域住民のコミュニティを保つためには、やはりどうしたらいいかということ等も考えていかなきゃならんと思っております。

 そんなわけで、斎場とメモリアルのそういう構成比率と申しますか、斎場は絶対必要でございますが、メモリアルホールのあり方に関しては、またいろんな市民の意見や、またこれからの住民の考え等、議員各位もいろいろと聞いておられることと思いますので、今後そういうようなこともいろいろ協議をさしていただいて進めていかなきゃならん、早くしていかなきゃならん事業の一つであると思っております。

  そんな中で、平成8年に制定いたしました総合基本計画、順調に進めさしていただくところでございますが、メモリアルホールが残りそうでございまして、平成18年からの10年間のまた総合基本計画の最重点事業の一つに斎場及びメモリアルホールの建設が位置づけられるであろうと、かように思っておるところでございまして、一日も早くつくっていかなきゃならん施設ということを自覚し、そして確認をお互いにしておきたいと、かように思います。それを私の決意表明とさせていただきます。ありがとうございます。

 


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